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牛乳で米を炊こう 牛乳だぶつき対策に 栄養価もUP!

2021年2月28日日曜日

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牛乳で米、煮てますよ?


世界では牛乳で米を煮るのは珍しい事ではない。
イギリスではライスプディング。
ドイツはミルヒライス。
インドではキール等。

どれもミルク粥といったていで、材料は牛乳と米以外に各国様々、作り方にも違いはあれど、共通しているのは「甘い」。

どうやら世界では「牛乳+米」という式には「=おやつ」という答えを出している国が多いようだ。

つい米を主食にする者として、反射的に非難がましい想いがわいてきた。
ーが、我が国とて米にあんこをまとわせて食べていたー。
米に甘い味付けは日本ではありえないとは言えないじゃないの。



甘い味付けはさておき、牛乳を水代わりに炊いてみた場合どうなのか?

米と共に歩んできた大和民族としては確かめずにはいられない。

牛乳で米を炊く


のっけからなんだが牛乳と銘打ちつつ、低脂肪乳で行う。
しかも生乳100%ですらないが、100円前後ではあるお安い低脂肪乳にて行う。

それではイメージ牛乳での調理を開始する。

牛乳 低脂肪乳で米を炊く

材料
米 2合
低脂肪乳 500g程度
(うちの炊飯器では2合のメモリまで477g)


炊飯器のふたを開けると米の香りと牛乳のミルキーな香りが立ち上がってきた。
炊き上がりの見た目は普通。水炊きと大差なく見える。

牛乳ご飯を食べる

不安と期待と牛乳ご飯を口の中へ放り込んだ。


むっ? んっ?

あ〜ま〜いい!

牛乳と米が合わさって甘みを加速させてる。


ホカホカと湯気が立つほど温かいときに食べると牛乳が香るが、冷めるとかなり薄れる。
舌の上にのせたときに香る程度になる。

牛乳の香りが嫌いでなければ美味しく食べられそう。

シチューをかけたり、バターご飯で食べたが普通より馴染みが良いように感じた。
洋風の食べ方に合うんだろう。

牛乳冷や飯を食べる



写真では写せていないが、若干黄色っぽくなった。

香り
鼻を近づけてかげば牛乳は一応ある。
牛乳の香りはするがそれが前面に出ることはない。といったトコロ。

ただの冷や飯よりは甘みが強いように思う。柔らかいミルキーな味。


牛乳で炊くと牛乳中のたんぱく質の熱変性でおこげが出来る。
焦げ部分は牛乳みが強めで美味しく思った。

牛乳炊き込みご飯 もやってみた

材料
米 2合
牛乳 釜の2合の線まで
塩 小さじ1
野菜 あるもの(今回は玉ねぎ、人参、白菜)
鶏もも 1枚
鶏もも用塩 適量

米を釜に入れ、塩を振り入れる。
2号の目盛りまで牛乳を入れる。
野菜を刻む。
刻んだ野菜を入れる。
鶏ももを皮を下にしておく。
鶏ももに塩をふる。
炊飯器のスイッチを押す。


あまやわな味は牛乳炊きご飯と同じ。
黒こしょういれたら味がしまって、なお美味しくなった。

冷たくなると牛乳の香りが消えて、甘まろやかな味だけが残るのも同じ。
しっとりしているのは、牛乳の脂肪分か鶏ももの脂か?

冷めると黄色っぽくなるのも同じ。

まとめ

出来たては人を選ぶかもしれないが、冷めた牛乳炊きご飯は香りもほぼなくなり、普通に食べられる。

たんぱく質等の栄養価も増えるし、試してみる価値はあると思う。

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